タトゥーの予定がある方で、既に入っている部分がある場合はその部分にレーザー照射はできませんので、まず脱毛を完了してからタトゥーを入れることをお勧めしています。レーザーがタトゥーの部分にメラニンを反応させ、そのままヤケドを含む大きなトラブルを招くことも十分に考えられます。タトゥーを避けて照射することも可能ですが、タトゥー以外だけは脱毛し、その部分だけは残るといった見栄えも悪くなりますし、まずどちらがいいのかを患者さん自身でお考えいただくのが肝心です。
また脱毛処理をした後でタトゥーを入れる場合も、十分に肌が安定してからでないと肌にダメージが残ってしまい、うまく入らないといった状況にもなりがちです。専門家の意見として十分に熟知した方のアドバイスを取り入れてから入れるようにお勧めしています。
タトゥーがある方はその部位への脱毛を意識していなくても、カウンセリングで場所をしっかり把握してからの施術をするよう心掛けておりますのでご安心ください。
また当院ではニードル脱毛は施術しておりませんが、ニードル脱毛であればタトゥーの有無に関わらず施術を成功させることも可能なようです。ただしニードルの場合は麻酔なしで行うと毛穴に針を刺しますので痛みが大きいのが難点と言えるでしょう。