肌の色素沈着(シミ)は、男女問わず多くの方が抱える美容のお悩みのひとつです。
シミがあると疲れた印象や老けた印象になってしまうかもしれません。
また、医療脱毛をしたいと思っても色素沈着がある箇所はヤケドのリスクが高くなるともいわれています。
色素沈着と医療脱毛の関係性について、
・医療脱毛によって色素沈着が改善するのか
・色素沈着があっても医療脱毛の施術を受けられるのか
この2つの視点で解説します。
・色素沈着に対して現在お悩みがある
・将来の色素沈着を予防したい
このようにお考えのかたは、日常的な色素沈着対策についてもふれているので、参考にしてください。
目次
色素沈着(シミ)と医療脱毛
一般的には「シミ」と呼ばれることの多い色素沈着について、医療脱毛との関係性を解説します。
医療脱毛そのものが色素沈着の治療ではない
医療脱毛はあくまでも、ムダ毛を半永久的に生えないようにするための施術です。
色素沈着を改善・予防するための医療行為ではありません。
色素沈着そのものに対する美容医療であれば、シミ取りレーザーや美白点滴などがあります。
医療脱毛によって自己処理が減って肌への刺激が軽減する
医療脱毛は色素沈着に対する直接的な治療ではありませんが、医療脱毛と色素沈着には密接な関わり合いがあります。
医療脱毛によってムダ毛がはえなくなると、カミソリやワックスを使用した自己処理の必要性がなくなります。
カミソリやワックスなど処理の使用がなくなり肌への刺激が減ることで、結果的に色素沈着の改善や予防になるのです。
色素沈着(シミ)の原因
色素沈着ができてしまう原因は主に2つあります。
色素の正体は肌の内部で生成されるメラニン色素であり、メラニン色素の生成はこれから紹介する2つで誘発されます。
紫外線によるメラニン色素の生成
メラニン色素の生成の原因のひとつは、日常的に浴びている紫外線です。
紫外線から肌を守ろうとして、肌の内部でメラニン色素が作られます。
肌が焼けて黒くなるのは肌の防衛反応といえます。
刺激や摩擦によるメラニン色素の生成
日焼け以外でも肌への刺激や摩擦によってもメラニン色素が生成されます。
刺激や摩擦とは、例えばムダ毛処理におけるカミソリの使用やぴったりと体に密着するようなスキニージーンズの日常的な着用などです。
肌への摩擦が増えると、肌を守るためにメラニン色素の生成が招かれます。
色素沈着(シミ)の改善と予防
色素沈着の改善や予防はどのようにしたらよいか、日常的に意識できることも多くあります。
肌のターンオーバーの正常化
ターンオーバーとは肌の新陳代謝のことです。肌の新陳代謝、生まれ変わりによりシミの改善や予防につながります。
肌はいくつかの層に分類することができますが、表皮のなかの一番下の層にあたる「基底層」の細胞が、細胞分裂をして新しい細胞を作ります。
新しい細胞は徐々に肌の上層へ押し上げられて、肌の表面にある角質へ到達し、皮膚表面の垢となり剥がれおちていきます。
ターンオーバーによって肌の細胞は常に新しい細胞へと生まれ変わっています。
色素沈着の原因となるメラニン色素も、ターンオーバーによって徐々に排出されていきます。
しかし加齢やホルモンバランスの乱れ、不規則な食生活によってターンオーバーのサイクルが乱れてしまうとメラニン色素の排出ができなくなり、「炎症性色素沈着」へと移行してしまいます。
睡眠不足や過度なストレスなども肌のターンオーバーが乱れる原因となるので、規則正しい生活習慣と栄養バランスが大切です。
皮膚への刺激や摩擦を軽減する
カミソリなどを使ったムダ毛処理は、肌にダメージを与えてしまいます。
カミソリで剃った後、また数日でムダ毛が生え始めるため、短期間で再びカミソリを使わなくてはいけません。
肌への繰り返しの刺激は、肌が防衛反応を起こしメラニン色素を生成させ、さらにカミソリによる傷がターンオーバーのサイクルを乱してしまいます。
これにより、色素沈着が起こりやすくなります。
そこで、日常的な皮膚への刺激や摩擦をなくすために医療脱毛がおすすめです。
医療脱毛を受けることで、カミソリなどによる自己処理が不要になり、肌を傷つけず、ターンオーバーを乱すことなく、無駄毛のない美しい肌を保つことができます。
色素沈着(シミ)があると医療脱毛はできない?
色素沈着があると医療脱毛ができないと思いこんでいる、または美容クリニックで断られてしまった、という患者様も多いようですが、あきらめないでください。
ドクター松井クリニックでは、美容医療脱毛に特化したクリニックとして、皮膚トラブルを持つ多くの方の医療脱毛を行っているのでご相談ください。
色素沈着の色の濃さや範囲によっても変わります
色が濃い部分では、レーザー照射によるやけどのリスクが高くなる場合があります。
そのため、色素沈着部位を避けて施術を行ったりなどの見極めが大切です。
時間が かかったり トラブルを避けるなどの目的で、色素沈着がある方の施術を一律に断ったりされることもあるかもしれませんが、諦めず、丁寧に対応してくれるクリニックを探しましょう。
脱毛技術やマシンの性能による
医療脱毛の施術ができたとしても、細かい照射ができない脱毛機の種類の場合、色素沈着の範囲を大きく避けて照射をするケースも多いです。
その場合、医療レーザー脱毛器の性能や施術者の技量次第で、大きな範囲でムダ毛が残ってしまうこともあります。脱毛機は、細かく照射できるタイプのものがいいでしょう。
ドクター松井クリニックの色素沈着への対応
医療脱毛に興味があるけれど、色素沈着や肌トラブルでお悩みの方はぜひドクター松井クリニックへご相談ください。
当院は、これまで肌トラブルをお持ちの多くの患者様に満足いただく医療脱毛をご提供しています。
色素沈着をはじめ、アトピーや傷跡といった様々な肌トラブルをお持ちの方でも安心して施術を受けることのできる当院の特徴をいくつかご紹介します。
すべての患者様へ無料カウンセリング・診察
ご契約前のカウンセリングの段階では、患者様おひとりおひとりの肌状態を確認し、これまでのご病歴や肌トラブルの状況を問診させていただきます。
他院ではご契約後の診察を設けていることが多々ありますが、当院ではご契約の前に院長の松井医師による診察をさせていただいております。
実際に肌の状態を確認させていただくことで、より安全で効果的な脱毛スケジュールをご提案することができるからです。
もちろん、ご契約を無理にすすめるなど、断れないような雰囲気にすることは一切ございませんのでご安心ください。
ライトシェアデュエットによるレーザー照射の特徴
当院では、熱破壊方式で細かく対応可能なショット式の医療脱毛機 ライトシェアデュエットを使用しています。
理由としては、熱破壊式の特徴である「細かな出力の調整が可能であること」と「脱毛効果の最大化」を重視しているためです。
近年 出てきた蓄熱式の医療レーザー脱毛器よりも、効果が高いため、脱毛技術も必要な脱毛機で、当院ではすべての脱毛機をライトシェアデュエットに統一しています。
熱破壊式のライトシェアデュエットの特徴は、細胞を生やす原点である「毛母細胞」と「毛乳頭」を1ショットずつレーザーで破壊できることです。
「1ショット」でというのが蓄熱式との違いで、蓄熱式は弱いレーザーを連続的に当てることで細胞を弱らせます。
肌トラブルのある箇所にとって、蓄熱式で連続的にレーザーを当てることはできない一方で、熱破壊式の1ショットであればショットパワーを調整することでレーザーを当てることが可能です。
また、ライトシェアデュエットの特徴として、レーザーを照射する照射口が大小の2種類あり、部位に応じて取り替えて使用することが可能です。
色素沈着や肌トラブルが強く、レーザーの照射ができない箇所があれば、当院ではライトシェアデュエットの小さいヘッドを使用して、その箇所ギリギリを避けて他の部位は通常通りレーザーを当てることが可能です。
また、蓄熱式と比べ 効果が高いため 少ない回数で脱毛が終了するのも大きなポイントです。
万が一の皮膚トラブルの際にはその場で対応
万が一、施術中に肌トラブルが生じてしまった場合はその場ですぐにご対応いたします。
また施術後、ご帰宅されてからお肌の異変を感じた場合はいつでもご連絡ください。
肌トラブルの際は 無料で診察し軟膏の処方などのご対応をいたします。
プライバシーに配慮した清潔な空間
施術スペースやカウンセリングルームは、
当院はプライバシーに配慮して、施術ルームはもちろん、カウンセリングルーム、洗面ルームもすべて完全個室をご用意しております。
カーテンの仕切りや壁があるものの、天井は空いていたり、他の部屋の話し声が聞こえる環境の場合、安心して衣服を脱いだり 落ち着いてお肌の相談をしたりすることができません。
そのため当院では完全な個室空間にこだわっています。
完全予約制なので、カウンセリングも施術も待ち時間はございません。
お名前ではなく当日のご予約番号でお呼びするようにしておりますので、プライバシーに関してもご安心ください。
医療脱毛や色素沈着についてのお悩みはドクター松井クリニックへ
色素沈着のある方の医療脱毛を、安全に効果的におこなうためには適切な脱毛機の使用と高い技術が必要です。
また医療脱毛は色素沈着を治す施術ではありませんが、ムダ毛の自己処理が減ることで、間接的に色素沈着の予防・改善になることもあります。
医療脱毛や肌トラブルに関するお悩みやご相談はお気軽にドクター松井クリニックへご連絡ください。
ドクター松井クリニック院長
松井彰一郎まついしょういちろう
2000年 | 山梨医科大学医学部卒業 国立国際医療センター形成外科勤務 |
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2003年 | ユーロクリニーク入局 |
2006年 | 湘南美容外科クリニック大宮院(さいたま)院長就任 |
2011年 | ドクター松井クリニック院長就任 |