美意識の高い女性の間で今注目のおでこの脱毛。脱毛技術の発展によって、体のさまざまな部位のムダ毛処理は当たり前のようになってきましたが、おでこも脱毛はできるのでしょうか。人気モデルのSNSの発信などで中心に話題を集めているおでこの脱毛について、その効果と注意点をご紹介していきます。
「おでこの脱毛」って本当にできるの?好きな形にできる?
おでこの形にコンプレックスを持っている女性は多くいるようですね。ポニーテールなど、前髪を上げるヘアスタイルをする場合にも、おでこの形が綺麗な方がいいと感じる方も多いようです。また、前髪を掻き上げたときに見えるおでこの形も綺麗な方が男性受けが良いのではと考える方もいらっしゃるかもしれません。 広くつるんとしたおでこはかわいらしくキュートな印象を与え、明るい印象を受け取る方も多いでしょうから、脱毛を希望する女性も少なくないようです。とはいえ本当におでこの脱毛はできるのでしょうか。 実は、「おでこの形をかえるような脱毛は難しい」と答える脱毛クリニックは少なくないのが現状です。脱毛のためにレーザー照射をしたとしても、非常に強い痛みを伴い、また脱毛効果も低いことが予想されます。
なぜおでこの脱毛は難しいのか
おでこには大きく分けて2種類の毛がが生えています。それは頭皮に生えている髪の毛と近しい太さの毛と、眉毛の近くなどに生える産毛です。産毛に関しては、一定の脱毛効果を得ることができる部分です。それは、腕や足などとそう大きく変わりはないものですから、そういった意味でのおでこの脱毛は効果には期待ができます。 ただし、髪の毛に近しい、生え際の太い毛については、太く毛根もしっかりとしているため、照射をしてもなかなか脱毛効果が得られないのが実態です。そのため、おでこの縦の幅をあと1センチ広げたいなどのご要望はお受けしないクリニックが多いようです。これは”もみあげ”の脱毛や”うなじ”の脱毛に関しても同じようなことがいえます。そして何よりも、そうした髪の毛に近しい毛の脱毛には、強い痛みを伴うことが予想されます。光脱毛も医療機関でのみ受けられる医療レーザー脱毛も、黒い色に反応していく仕組みですから、細い毛質の部位と比較すると忍耐を求められる施術になるはずです。場合によっては、火傷をしてしまうリスクもあるでしょう。
おでこをきれいに見せる脱毛とは
ご紹介のとおり、おでこの形を大きくかえるような脱毛はとても難易度が高く、忍耐強く施術を受ける必要があります。とはいえ、多くの方が気にする産毛については、細い毛にも反応がいい脱毛であればさらに、一定の脱毛効果を感じることはできるでしょう。ですから、おでこの脱毛に全く意味がないとは言い切れません。最近では、顔脱毛をする女性も増えていますし、各機関のセットプランなどを比較して、口上や頬、フェイスラインなども併せて、サービス品質・価格なども踏まえて脱毛を検討してみるのもいいかもしれませんね。
ドクター松井クリニック院長
松井彰一郎まついしょういちろう
2000年 | 山梨医科大学医学部卒業 国立国際医療センター形成外科勤務 |
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2003年 | ユーロクリニーク入局 |
2006年 | 湘南美容外科クリニック大宮院(さいたま)院長就任 |
2011年 | ドクター松井クリニック院長就任 |