脱毛といえば夏というイメージが強いですが、実は夏が終わった頃こそサロンがこぞって脱毛をすすめる広告を打ち出しています。なぜでしょうか。今回は夏が終わった頃の脱毛について、探ります。
夏が終わった頃の脱毛サロンやクリニックの広告!「今こそ脱毛」ってどういうこと?
脱毛は2ヶ月に1回の頻度で行う必要があり、完全に目立たなくなるまでに時間がかかるものなのです。多くの人は半袖を着る機会に、ムダ毛を無くしたいと思うもの。半袖を着始める6月頃に、ムダ毛を目立たなくさせたいならば、ちょうど夏終わりに脱毛をスタートするがベストなのです。紫外線が少なくなった10月頃からはじめると、毛周期に合わせて約2ヶ月に1度程度で4~5回ほどの脱毛ができるので、だいぶ効果が現れているでしょう。毛質の個人差や、脱毛したい部位にもよりますが、脱毛の効果を出したい時期から逆算して準備することをおすすめしています。
また春先や夏前は脱毛サロンに駆け込む人も多く、混雑するのが定番。早めに脱毛を意識し、夏が終わった時期から行うのが最適と言えます。
脱毛の仕組みからしても夏終わりは最適!
脱毛は、毛と肌のメラニンの差を利用して脱毛方法です。メラニンの黒い部分にレーザーが照射され、毛根細胞まで消滅させるというものです。ここでポイントとなるのが「日焼け」。日焼けをすると肌のメラニンが増加するため、レーザーの照射される対象となってしまいます。そうなると安全に脱毛ができず、やけどの原因となってしまうのです。そういう点で夏はレーザー脱毛が向かない時期だと言えるでしょう。夏は薄着や海水浴などの影響で、肌が直射日光を受けやすい時期です。そのため、日焼けに代表されるように肌へのダメージが強いのです。そこで脱毛の処置を行ってしまうと、肌荒れの原因になってしまうのです。そういった意味でも日焼けのリスクが少なくなった夏終わりに脱毛を始めるのはおすすめなのです。ただ、もし10月に脱毛をと考えたとしても、日焼けが収まっていないと脱毛効果が弱まりますから、肌が普段の色に戻ったタイミングで行うようにしましょう。
脱毛の効果が出るまでの期間は?
脱毛は、一般的に2~3ヶ月の間隔で5回ほど行うと、十分な脱毛が期待できると言われています。当然、受けるサロンまたはクリニック、マシーンなどによっても異なりますが、最低でも2年程度の施術期間を見ておくと良いでしょう。ちなみに脱毛サロンで行う施術は、クリニックと比較すると照射力が弱く、時間がかかるのが特徴です。早めに脱毛をしたいと考えている人は、クリニックでの医療レーザー脱毛がおすすめです。
ドクター松井クリニック院長
松井彰一郎まついしょういちろう
2000年 | 山梨医科大学医学部卒業 国立国際医療センター形成外科勤務 |
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2003年 | ユーロクリニーク入局 |
2006年 | 湘南美容外科クリニック大宮院(さいたま)院長就任 |
2011年 | ドクター松井クリニック院長就任 |