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医療レーザー脱毛ってどの部位でも受けることができるの?
基本的には、医療レーザー脱毛は全身対応できます。
但し、できない部位が一部存在しているのです。
例えば額の形を整えたいというご要望があった場合、産毛部分(額)については照射ができることもありますが、頭皮部分については照射ができないなどです。
具体的に照射ができない範囲をご紹介いたします。
医療レーザー脱毛を受けられない部位①粘膜の部分(鼻やIライン)
いつの間にか伸びてしまう鼻毛に悩んでいる人もいることでしょう。
菌やウィルスが体内に入ることを防いでくれる鼻毛ですが、日々の処理を楽にしたいという思いから脱毛を考えている人もいるかもしれません。
また、人気のVIO脱毛のうちのIライン。性器を清潔に保つためにも、見栄えのためにも多くの方が脱毛を希望されています。
しかし、鼻毛やIラインの粘膜部分、つまり赤く湿った部分への医療レーザー脱毛照射は行うことはできません。
これはエステ脱毛でも一緒ですが、粘膜にはレーザーや光の照射はできないのです。
粘膜に照射をしてしまうと、その刺激への反応が強く、炎症を起こしてしまうためです。またヤケドになってしまうこともあります。
粘膜も照射できる、とカウンセリング時に言ってくるクリニックもあるそうですが、普通の部分に照射を行っているだけですね。
医療レーザー脱毛を受けられない部位②頭部
粘膜と同じく脱毛ができない箇所として挙げられるのは、頭部です。
頭皮の毛穴が多いことと、髪の毛が太いことから、脱毛を行うと激しい痛みが伴います。
また腕やワキなどと違い毛根がしっかりしているため、ヤケドになったり、脱毛の効果も出にくかったりするのです。
うなじや額のうぶ毛への照射は可能ですが、どこから照射ができてどこからできないのか自分で判断するのは難しいものです。
頭部の近くを脱毛したい場合は、カウンセリング時に確認をとるようにしましょう。
医療レーザー脱毛を受けられない部位③乳輪
女性の中には、乳輪に毛が生えていることを密かに悩んでいる人もいます。
うぶ毛ではない太い毛は恥ずかしい上に、乳輪は一度生えると濃くなりやすい傾向があるため、気にする人は多いことでしょう。
しかし、乳輪はほかの皮膚と色素が異なるので照射が難しい場所です。
もし照射すると極端にレーザーのエネルギーが吸収されてしまい、ヤケドになってしまうこともあります。
炎症を起こした箇所は赤い湿疹ができ、悪化すると痛みが生じるケースもあるのです。
デリケートな乳輪周りの皮膚を傷めることで傷口に細菌が入り、ただれ・化膿にもつながるため、レーザーを照射することは避けましょう。
デリケートな部位を脱毛したい場合には…
より美しくなりたい、毎日のケアを軽減させたいと脱毛を考える女性にとっては、出来る限り理想を突き詰めていきたいはずです。
そのような場合には、デリケートな箇所への脱毛も可能な高い技術力を持ったクリニックを選びましょう。
鼻毛やIラインの脱毛ができるというクリニック・サロンは、粘膜にあたらないギリギリのラインまでしっかり脱毛をしてくれるということになります。
実績や評判なども調べ、施術の腕を見極めるのがおすすめです。
医療レーザー脱毛の施術前にセルフ脱毛してもいい?
医療レーザー脱毛は、毛の黒さに反応するので、光線をあてても毛がないと何も起きません。
つまり、ムダ毛を抜いてしまった場合には効果が得られないので、レーザー脱毛の期間が延びてしまうことにつながります。
剃る分には問題がないので、抜かない処理をしていきましょう。
ドクター松井クリニック院長
松井彰一郎まついしょういちろう
2000年 | 山梨医科大学医学部卒業 国立国際医療センター形成外科勤務 |
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2003年 | ユーロクリニーク入局 |
2006年 | 湘南美容外科クリニック大宮院(さいたま)院長就任 |
2011年 | ドクター松井クリニック院長就任 |