まぶたの脂肪取りについて詳しく知りたい

初めての方はこちらを読んでみて下さい

「まぶたの脂肪取りをしたいけれど、詳しいことがよくわからない」

というような質問が何通か同じ日に来ました。

どうしても上まぶたが厚ぼったく、埋没法でなかなかラインが定着しなさそうな場合

脂肪取りを考える場合もあります。

ただ、あんまり年齢が若い場合には無理に取らないほうがいいときもあります。

また、皮膚がたるんでいて重く見える人は、脂肪取りをしてもあまり変わりにくいです。

たるんで感じる、というより パツン!とまぶたが張ってるようなパターンだと、効果が見られます。

あとは朝起きてむくみやすい人には、その点について改善が見られやすい。

自分はやるべき?やらないべき?と迷ったら

カウンセリングに来てみるのがよいでしょう。

診察の上で 判断できます。

(ただ、僕は無理にすすめたりしないし、本人がやりたくても断る場合もあるかもしれません)

基本的に脂肪取りはサブ、埋没法の手助けです。

全切開した場合は、実際に見えるので(切って中を開いているので見える)

取るべき取らないべきの判断もつきやすく、そこで考えていきます。

取る方法ですが….

だいたい5mmくらい二重のラインに沿ってメスで切って、小さな切開の傷をつくります。

そこからさぐって奥のほうから脂肪を取り出すのです。

まぶたの中、奥のほうに 「眼窩脂肪(がんかしぼう)」と呼ばれる、かたまりのような脂肪のあつまりがあるのです。これがパツン!と張らせる原因の脂肪。

まぶたの中にはいろいろなところに微妙に皮下脂肪のような脂肪があるのですが

それらとは比べて

眼窩脂肪は、見た目がきれいな黄色で、美しいです。そしてすごくやわらかそう。

以前 どこだかの医師のブログで

ちょっとだけの傷から脂肪をとります!

なんて書いてあり、取った脂肪の写真も載せていたのですが

この眼窩脂肪かどうかも怪しいようなものでした。

傷自体はちゃんと処置するときれいになりやすいので

5mmくらいは切って、確実に適切な量の眼窩脂肪を取ることが大事です。

むりやり引っ張ってムチャな量を取ったり

傷をほったらかしにしておく、なんてところもありますが

ここも丁寧さが必要。

傷は細い糸で 2~3ヶ所を細かく縫ってあげるほうが確実です。

抜糸は4日目~くらいです。

あとは、内出血がある程度出る場合があります。

そういった点を考えると1~2週間は目立つ場合があります。

すごく簡単に、と考えていると違う場合もあるので

注意は必要です。

最後に・・・

脂肪取りは必ずやらなくてはいけないものではないのです。

担当する医師とよく話し合って検討していくしかありません。

誰にでもなんでもかんでも脂肪取りをすすめるクリニックもあるので要注意です!