アトピー肌のセルフ脱毛はなぜ危険?方法別にリスクを解説

アトピー肌だけど自宅でムダ毛処理をしている、という方は多いのではないでしょうか。

「クリニックに通う時間がない」「費用を抑えたい」といった理由でセルフ脱毛を続けている方もいらっしゃると思います。しかし、アトピー性皮膚炎の方がセルフ脱毛を続けることには、肌を悪化させる大きなリスクがあります。

ドクター松井クリニックでは、アトピー性皮膚炎の方の脱毛にも数多く対応してきた実績があります。

自己処理で肌トラブルを繰り返している方にこそ、ぜひ知っていただきたい内容です。

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎とは、かゆみのある湿疹が慢性的に繰り返される皮膚の病気です。皮膚の「バリア機能」(外界の刺激や乾燥から体を保護する機能)が低下しており、外からアレルゲンなどの刺激が侵入しやすい状態にあります。これらの刺激が免疫細胞と結びつくことで炎症が起こり、かゆみが生じます。

さらに、かゆみを感じる神経が皮膚の表面近くまで伸びているため、かゆみを感じやすく、掻くことでバリア機能がさらに低下するという悪循環(itch-scratch cycle)に陥りやすい特徴があります。

このような肌状態だからこそ、ムダ毛処理の方法は慎重に選ぶ必要があります。


アトピー肌の方がセルフ脱毛を避けるべき理由

アトピー性皮膚炎の方がセルフ脱毛を避けるべき大きな理由は、バリア機能が低下した肌に直接刺激を与えてしまうことにあります。

今は症状が落ち着いている方でも、肌を傷つけたり刺激を与えたりすることがきっかけで症状が再燃するリスクがあります。さらに、医療知識のないまま自己判断で処理を続けると、症状の出始めに気づかず放置してしまったり、脱毛後のケアが不十分で重症化してしまう可能性もあります。

以下では、具体的にどの方法にどんなリスクがあるのかを見ていきましょう。


【方法別】セルフ脱毛のリスク詳細

カミソリ

アトピー肌の方が最も避けるべきセルフ脱毛のひとつがカミソリです。

カミソリは毛を剃ると同時に、肌の表面にも微細な傷をつけてしまいます。石鹸やシェービングフォームで滑りをよくしても、目に見えない小さな傷は避けられません。アトピー肌ではバリア機能が低下しているため、この小さな傷から湿疹やかゆみが発生しやすくなります。

また、剃った毛が再び生え始める際にチクチクとした刺激が生じ、かゆみを感じやすくなります。そこで掻いてしまうと、itch-scratch cycle(かゆみ-掻破ループ)が引き起こされ、アトピーの悪化につながってしまいます。

毛抜き

毛抜きによる脱毛は、毛を根元から無理やり引き抜く方法です。

毛を引き抜く際に毛穴や周囲の皮膚に強い力がかかり、ダメージを与えてしまいます。毛穴に負担がかかることで埋没毛(埋もれ毛)が発生したり、毛嚢炎(毛穴の細菌感染)を起こすリスクもあります。

アトピー肌の方はもともと皮膚のバリア機能が弱いため、毛抜きによるダメージが炎症の拡大に直結しやすく、症状の悪化につながります。

脱毛クリーム(除毛クリーム)

脱毛クリーム(除毛クリーム)は、チオグリコール酸カルシウムなどの成分でタンパク質を溶かし、毛を除去する仕組みです。

しかし、毛だけでなく皮膚にもタンパク質が含まれているため、肌にもダメージを与えてしまいます。バリア機能が低下しているアトピー肌は化学刺激を受けやすく、クリームを塗った部分にかゆみ・赤み・ヒリヒリ感が出やすくなります。

また、クリームの成分が肌荒れや毛嚢炎といった二次的なトラブルを引き起こすこともあるため、アトピー肌の方には特にリスクの高い方法です。

家庭用脱毛器(光美容器)

「自宅で手軽にできる」として人気の家庭用脱毛器ですが、アトピー肌の方にはおすすめできません。

家庭用脱毛器は医療脱毛と比べてレーザーの出力が大幅に弱く、十分な脱毛効果が得られないことがあります。効果が出にくいため何度も繰り返し照射することになり、結果的に肌への刺激回数が増えてしまいます。

さらに、医師の診察なしに使用するため、「今の肌状態で照射しても大丈夫か」の判断が自己責任になります。照射後にかゆみや発疹などのトラブルが起きても、すぐに医療的な対応を受けることができません。

ワックス脱毛

ワックス脱毛は、ワックスを肌に塗布して毛と一緒に一気に剥がす方法です。

毛抜きと同様に毛を物理的に引き抜く仕組みですが、広範囲を一度に処理するため、肌への刺激面積が大きいことが特徴です。毛穴への負担に加えて、ワックスを剥がす際に肌表面の角質層も一緒に剥がれてしまうことがあります。

また、ワックスに含まれる成分がアトピー肌にアレルギー反応を起こす可能性もあるため、避けた方がよい脱毛方法です。


アトピー肌の方には医療脱毛で肌への負担を少なく

ここまで見てきたように、セルフ脱毛にはアトピー肌にとって多くのリスクがあります。

一方、医療脱毛のレーザーは肌表面ではなく毛根にアプローチするため、セルフ脱毛と比べて肌表面への負担が格段に少なくなります。さらに、施術回数を重ねて毛が生えなくなれば、自己処理をする必要がなくなり、カミソリや除毛クリームで肌を傷つけるリスクから解放されます。

ドクター松井クリニックでは、事前にアトピーの症状を伝えていただければ、院長がしっかりと診察したうえで、一人ひとりの肌状態に合った施術計画を作成いたします。

忙しい方にも医療脱毛はおすすめ

「自宅で処理したい」と考える方の中には、「忙しくてクリニックに通う時間がない」「通い続けるのが面倒」という理由の方も多いのではないでしょうか。

実は、医療脱毛は通院回数が少ないため忙しい方にもおすすめです。

施術回数が少なく、短期間で完了

医療脱毛は一般的に5〜6回程度(※部位・毛量・肌状態により個人差があります)で完了するケースが多く、エステ脱毛のおおよそ半分の回数で済みます。長期間通い続ける必要がないため、忙しい方でもスケジュールを組みやすいのが特徴です。

通院回数が少ない=肌への刺激も少ない

アトピー肌の方にとっては、施術回数が少ないこと自体がメリットです。肌に刺激を与える回数が少なく済み、施術の合間に十分な肌の回復期間を取ることができます。

「通う時間がないから自宅でやろう」と考えている方にこそ、短期間で完了する医療脱毛を検討していただきたいと思います。

アトピー性皮膚炎の方こそドクター松井クリニックの医療脱毛

ドクター松井クリニックでは、アトピー性皮膚炎など肌にお悩みのある方にも医療脱毛を受けていただける環境を整えております。

他院で断られた経験のある方も、ぜひ一度ご相談ください。