埋没法についてカウンセリングしたり、質問メールをもらったりしたときに
結構よく聞かれるのは
「糸をつけたあとがギュッとひきつれてしまうのでは?」
という疑問。
これを恐れている人はかなり多い。
糸を通したと思われるところが変にくぼんでたり、くいこんでいたり、ひきつれていたり、という跡ですね。
確かにつけ方によっては変に腫れが長引き、糸の跡が醜くくいこんでいる場合があります。
(時間が経てばこういったパターンでも治っていきます。ただ、治るまでにかなり長い時間がかかります!!)
これもちょっとした工夫で(実はすごく簡単な工夫です。)ほぼ問題無く防ぐことが出来ます。
逆に言えばそのまま行うとくぼみ・ひきつれは出やすいです。
ただ、糸を通した箇所にはちょっとした赤みは残るし(すぐ消えますが)
場合によっては内出血(青あざ)も出るので
2日ほどしたらコンシーラー等の化粧で隠すのがよいでしょう。
では実例。手術し終わってすぐの写真です。
外側だけを少し広げた患者様の例。少しわかりにくいかな。
くぼみがドン!と出てるとわかりやすいのでしょうけど(笑)→ということは変にくぼみは無い、ということです!
よーく見るとちょっとだけ跡になっています。
糸を通した跡です。たいていの人はもう少し赤いかな、と。
やや青いのは、しるしをつけた部分の名残です。
(手術が終わってほんとにすぐなので、青いマークをまだ消していないわけです)
ありがたいことに、僕が行った手術はわりと最初から自然に見えると言われることが多いのですが
このひきつれをなくす技を使っている、という部分もその理由と言えます。
これも裏技シリーズですね。
この技をうまく使えば、腫れを少なくすることにもつながる、ということです。