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脂肪取り+埋没法で平行型ラインを実現した例

今回は、目の上の脂肪取りと埋没法を同時に行った例です。
通常僕は無理に脂肪取りをすすめることはまずありません。
目の上の脂肪はだんだん減っていくことがほとんどなので
取りすぎるてしまうと、将来の目の上の強いくぼみにつながる可能性が高いです。
無理は禁物です。
状態状態に合わせて、しっかりとしたビジョンを持って計画をたてて手術していくことが大事です。
人によっては
脂肪をとることによって、非常にすっきりとした目を手に入れることが可能なので
診察の上で検討していくのが良いですね。
では今回のお写真、まずは手術前からです。
手術前
一重の目で、重い印象に見えるので
脂肪取り+埋没法の施術を希望して来院されました。
直後
平行型のしっかりしたラインを生み出しました。
やや腫れています。
この場合、5mm程度の切開を行ってそこから脂肪を取っているので
2日目もしくは3日目の方が腫れが大きくなったり、内出血が増える可能性があります。
取った脂肪もお写真掲載します。
見たくない方はスルーしてください!
脂肪
かたまりの脂肪が取れています。
眼窩脂肪、と呼ばれる目の上の脂肪です。
100円玉を置いて、大きさを比較してみました。
上の方に書いたように、脂肪はあまり取りすぎると近い将来のくぼみにつながる場合もあるので
慎重に様子を見ながら取っていきます。
直後の傷です。
直後 傷
透明な糸で縫ってあります。
透明な糸は目立たないのですが
縫いにくかったり、抜糸しづらかったりして不利な部分もあります。
目頭切開のときなどは、確実に細かく縫ったり、抜糸時に変に糸が残ったりしないように
僕は大部分の場合、黒い糸で縫っています。
4日目くらいから抜糸可能なので、そこはダウンタイムを我慢したほうが、後の傷にとってはよいと思います。
縫いにくいこともあって手術時間も変わるので、白い糸はリクエストがあってどうしても、という場合だけにしています。
ただ、この脂肪取りのときの様に、短い直線をちょっとだけ縫うのであれば、ほとんど時間は変わらないので
今回は白い糸で縫いました。
脂肪取りの傷は縫わないクリニックもあると思いますが
縫う方がきれいだし確実なので、僕はそういう方針で行きます。
ということで抜糸時の傷(1週間後です)
抜糸 傷左
抜糸 傷右
左右同時に見ることのできる写真がなかったので
左右それぞれのアップを。
あんまり目立たないですね。
ただ、内出血が多く出る方もいるので、その点は注意です。
内出血が出た場合は、メイクで隠していく必要があります。
メイクは抜糸の翌日から可能です。
最後は1週間目の両目。
抜糸時
まだ多少腫れているのかもしれませんが
綺麗な平行型ラインがわかります。
ラインがきちんと出ていると、目ははっきり、すっきりして見えますね。
アイメイクをしていけばさらに映えることと思います。
脂肪取りを行うと誰もが目がすっきりする、腫れぼったい目が治る、というのは言い切れないところは確かにあります。
目の厚ぼったさ・腫れぼったさは
脂肪が多いのだけが原因でなく、皮膚の厚みや皮膚のののび・タルミ(皮膚のあまり)などなども関わってくるからです。
皮膚を切り取るような切開が必要なケースもあります。
どこまで行うのか、というのは話し合って決めていく必要があります。
ただ、脂肪が多い例で
脂肪取りを行うと、朝のむくみには変化がみられることが多いです。
むくみが多く、厚ぼったく感じている人には効果的かと。
無理に取らなくてはいけないものではないし
取ったからといって広いラインが簡単に作れるようになるわけではないですが
そんな効果もあるわけです。
PS
拍手コメントへの返事です。
>しーさん
気合いでがんばります!
ほんと体は気をつけてかないとですね!
>まいさん
ご結婚おめでとうございます!!
良い感じで式を迎えられたのであればなによりでした!!
良かったです!
>Mさん
文中に縫う糸の色での違いについて書きました。
白糸のほうがやはり目立ちにくいは目立ちにくい。
ただ、いずれにしてもメイクはできないのと傷はあるので
数日我慢しなくてはいけないのはいっしょです。
僕は通常黒い糸をすすめます。
あとは話し合って検討次第ですね。

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