VIO医療脱毛とは、V(ビキニライン)、I(陰部の両側)、O(ヒップ周辺)のムダ毛を処理する施術の総称です。近年、幅広い世代の女性に人気が高まっており、デリケートゾーンのお手入れ方法として定着しつつあります。
VIO医療脱毛においては、ハイジニーナという言葉がよく使われます。ハイジニーナ(Hygiene)とは「清潔」を意味し、VIOを無毛の状態にすることを指します。当院では施術範囲の形状や、濃さを減らす、不要な部分だけ毛を無くすなど、患者様のご要望に合わせて調整可能です。
VIO医療脱毛の料金
当院では部位ごとのメニューをご用意させていただいておりますが、セットでご契約いただいた方が断然お得なプランになっております。VIO医療脱毛をご契約いただいた後に、気になる部位のみを施術する患者様がほとんどです。
脱毛部位 | 施術回数 | 料金 |
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VIO | 5回 | 64,000円(税込) |
6回 | 74,800円(税込) | |
Vラインのみ | 1回おためし | 17,600円(税込) |
3回 | 51,216円(税込) | |
5回 | 79,200円(税込) | |
6回 | 89,760円(税込) | |
Iラインのみ | 1回おためし | 13,860円(税込) |
3回 | 40,333円(税込) | |
5回 | 62,370円(税込) | |
6回 | 70,686円(税込) | |
Oラインのみ | 1回おためし | 13,860円(税込) |
3回 | 40,333円(税込) | |
5回 | 62,370円(税込) | |
6回 | 70,686円(税込) |
ドクター松井クリニックのVIO医療脱毛の特徴
当院では、最新の脱毛機器であるダイオードレーザーライトシェアデユエットを採用しています。従来のレーザー脱毛機に比べ、ほとんどの箇所が無痛です。痛みが少ない理由は、吸引によって皮膚を伸ばし、毛のメラニンのみを選択的にレーザー照射できるため、レーザー出力が弱くても効果的な脱毛作用が得られるためです。また、ジェルや冷却などの準備も不要で、照射面積も広いため、従来の施術の1/3ほどの時間でスピーディーに施術できます。
女性スタッフによる丁寧な施術
施術の際、恥ずかしさを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、経験豊富な女性スタッフが処置を行いますのでご安心ください。剃毛については、ご自身で届く範囲はお願いしていますが、OラインやIラインなど、自己処理が難しい部位は看護師が対応いたします。無理な剃毛によって傷をつけてしまわないよう、配慮させていただいております。
段階的なアプローチで理想のデザインを実現
当院のVIO医療脱毛では、多くの方に最初の数回は全毛脱毛をおすすめしています。これは、固く太くなっている毛質を改善するためです。3回程度照射を行った後、形を整えていくと、柔らかく細いベビーヘアーでご希望に沿ったデザインに仕上げることができます。
VIO医療脱毛のメリット
デリケートゾーンを清潔に保てる
VIO医療脱毛の最大のメリットは、デリケートゾーンを清潔に保てることです。アンダーヘアは蒸れや臭いの原因となりやすく、特に生理の時などは気になるものですが、VIO医療脱毛を行うことで、ムレの軽減、におい、かゆみなどが気になりにくくなります。また、毛がなくなることで、ムダ毛に排泄物や経血がつくこともなくなりますし、汗などによる臭いや炎症を起こすリスクも軽減できます。
自己処理のリスクを軽減できる
デリケートな部位であるVIOは、自己処理のリスクが高くなります。カミソリや毛抜きなどでの自己処理は、肌を傷つけたり、炎症を引き起こしたりする可能性があります。VIO医療脱毛を行うことで、肌トラブルのリスクを大幅に軽減できます。ブラジリアンワックスを定期的に行っている方にも、VIO医療脱毛はおすすめです。
自由に下着や水着を着こなせる
VIO医療脱毛を行うことで、お好みの下着や水着を自由に着こなせるようになります。ビキニラインやお尻周りのムダ毛が気になったり、自己処理の跡があったりして、大胆なデザインの下着や水着を避けていた方も、VIO医療脱毛後は抵抗なく着用できます。当院では、ビキニラインの脱毛は無毛にすることも、自分の好みのデザインに合わせて一部残すことも可能です。
VIO医療脱毛の照射範囲と照射方法

Vライン
Vライン(ビキニライン)は、VIOの中で最も範囲が広い部位です。照射範囲は、おへそから指4本程度、左右の腰骨から指3本の内側、脚の付け根のラインより指2本までの逆三角形の部分となります。施術時は、ショーツまで脱いで頂き、仰向けになって片足ずつ曲げた状態で施術をしていきます。
Iライン
Iラインは、陰部や粘膜に近い部位を指します。粘膜以外の女性器の周囲と、女性器と肛門の間の部分が照射範囲となります。皮膚が薄いため、脱毛時の痛みが強く出ることがあります。施術時は、ショーツまで脱いで頂き、仰向けになって片足ずつ曲げた状態で施術をしていきます。
Oライン
Oライン(肛門周り)は、肛門を中心に指3本位の部分が照射範囲です。自分では処理が難しく、皮膚も薄い箇所で痛みを感じやすい部位です。施術時は、うつ伏せもしくは横向きになって片方の脚をずらした体勢で行います。
VIO医療脱毛のデザイン

ハイジニーナ
ハイジニーナは、VIOすべてのムダ毛を脱毛するデザインです。衛生上のメリットが多く得られます。完全に毛がない状態になるため、お手入れが不要で、清潔感を保ちやすいというメリットがあります。
ナチュラル
ナチュラルは、Vラインの定番デザインで、全体的な毛量を減らして、丸みを帯びた逆三角形に整えます。毛がはみ出ない程度に整え、減毛する一番自然な形です。
トライアングル
トライアングルは、小さめの逆三角形のスタイルです。ビキニライン上部を処理するので、すっきりとした印象に仕上がります。
オーバル
オーバル、卵の形のような丸みのあるデザインです。面積の大きさによっては、ナチュラルな仕上がりになります。
スクエア
スクエアは、毛の範囲を四角く残したデザインで、大きさや四角形の幅などを細かくデザインできます。
VIO医療脱毛の施術の流れ
事前に松井院長がカウンセリングを行い、治療法にご納得いただいた後、受付にてご都合の良い日時をご予約していただきます。以下はVIO医療脱毛の施術日当日の流れになります。
医師の問診
松井院長が、患者様の体調をお伺いし、施術前のご説明をさせて頂きます。ご質問・不明点などありましたら、お気軽にお尋ね下さい。
着替え
問診後、問診後、下着は脱いでいただき、下半身にタオルガウンを着て頂きます。プライバシーに配慮した個室を用意しておりますので、リラックスして着替えることができます。
レーザー照射
着替え後、施術ルームに移動し、レーザー照射を行います。照射の際は他の部位をタオルで覆いながら脱毛を行います。ご希望によっては塗る麻酔を塗布し照射を行います。痛みを軽減させたい場合は塗る麻酔を塗布していきます。ご自宅でご自身で塗布いただいた上で来院いただくことも可能です。照射後はもちろん、炎症止めのお薬もお肌につけていきます。
※ご自身で手の届く部位はあらかじめ剃毛をお願いしております。それ以外の部位は看護師が電動のシェーバーで剃毛させて頂きます。
アフターケア
施術後は、脱毛後の注意事項や今後の毛の抜け方、お肌のケアの仕方などを詳しく説明いたします。施術当日は、ゆっくりとメイクや服装を整えてから帰宅していただけるよう、パウダールームも用意しております。
次回検診などが必要な方は、受付にて日時をご予約してご帰宅いただきます。
※お薬を処方された場合は、使用方法などをご説明した上で、お渡しさせて頂きます。
VIO医療脱毛の痛みについて
VIOは毛質が太く硬いことが多く医療レーザーの反応が出やすいため、痛みを感じやすい部位です。また、普段と体調が異なるとき(例えば生理前)などは同じ状況でも、痛みの感じ方も変わってくることがございます。 痛みに対処して照射のスピードは速い方が楽に感じる方、遅く照射した方が痛みを感じにくい方などその方に合わせて調整いたします。その他にも照射部位の冷却や、麻酔、施術中のお声掛けなど、脱毛の専門クリニックとして当院では患者様の痛みが少しでも軽減されるよう、様々な方法で取り組んでいます。
VIO医療脱毛の注意事項
施術ができないケース
- 生理の際はVIO医療脱毛を受けることができません。
- 色素沈着状況によって医療脱毛が受けられない場合があります。心配な場合は事前にご相談ください。色素沈着が強く見られる場合、ハイドロキノンなどの医療用美白剤もご用意しております。
- 粘膜にはヤケドの可能性があるため、照射できません。
施術前の注意事項
- ブラジリアンワックスや毛抜きでの抜毛をしていると毛根が無くなるため、1ヶ月空けての照射をお勧めします。
- Vライン、Iラインは事前に剃毛してください。
- 脱毛前は日焼けを避けてください。まだら焼けになったりシミや色素沈着の原因になる可能性があります。
施術後の注意事項
①抜け毛
脱毛後は毛がぽろぽろと抜け落ちていきますが、無理に引っ張らないようにしてください。抜け方は毎回同じではないので、ご不安に感じたら遠慮なくご連絡ください。 脱毛後、まばらに毛が生えてくることがあるため、温泉などに行く予定のある方はタイミングを考慮してください。
②痒み
VIOは剛毛なので、生えてくる段階で痒みやちくちくすることがありますが、正常な反応です。ニキビのような発疹や赤みが続くようでしたら、無料で専用のお薬をお渡ししますのでご連絡ください。
③入浴やサウナ
長めの入浴は避け、当日はシャワーで流すだけにして、ごしごしこすらないようにしてください。脱毛後は毛穴に熱がこもって炎症している状態ですので、サウナや激しい運動などで、体を温める行為も避けてください。
④日焼け
脱毛前も脱毛後も日焼けはNGです。まだら焼けになったりシミや色素沈着の原因にもなる可能性があります。日焼け止めを塗布し、充分紫外線対策をしてください。
⑤飲酒
脱毛当日の飲酒はお控えください。
VIO医療脱毛の副作用・リスク
医療脱毛であってもエステ脱毛であっても全ての脱毛にはデメリットがあります。当院ではメリットもデメリットもきちんとカウンセリングでお話しさせて頂きます。またそれらのデメリットがなるべく起きない施術方法や取組み、アフターケアも行っております。脱毛を行うことで生じる主な症状は、下記の症状があげられます。
※当院の診察、薬の処方はすべて無料です。
※すべての方に表れる症状ではありません。
毛嚢炎(もうのうえん)
脱毛は熱を加えて毛根を破壊する仕組みです。その際に毛穴の奥の毛包に細菌が入り込んでしまい起きる炎症が「毛嚢炎(もうのうえん)」です。毛穴に炎症が起きてニキビのような症状にみえます。当院では、毛嚢炎の症状に合わせてお薬をお出ししています。
やけど
医療脱毛では毛根の細胞を破壊しています。照射出力によって熱が強かったり、皮膚の表面のメラニン色素に反応しすぎた際に火傷が起きてしまうことがあります。ただ、出力を低くするとリスクはさがりますが効果も低くなる可能性があります。当院では、毛の太さ・密集度・お肌色・乾燥状況等を見極めながら、レーザーの出力を調整して照射いたします。症状に合わせて診察、お薬の処方をさせていただきます。
VIO医療脱毛の詳細
施術名 | VIO医療脱毛 |
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施術内容 | レーザー機器を用いて、部位ごとに脱毛効果を得られる照射をする施術です。 |
施術時間 | 40分〜60分 |
料金 | 5回:64,000円(税込) 6回:74,800円(税込) |
施術の副作用・リスク | 毛嚢炎(もうのうえん)、やけど |
使用機器 | ダイオードレーザーライトシェアデュエット |
照射回数 | 5回から6回 |
麻酔 | 塗る麻酔の塗布 部位につき3,150円(税込) |