うぶ毛もきれいにできる?医療脱毛の効果が出にくい減耗率が低い部位とは

医療脱毛の効果は毛質と部位によって差が出る

医療脱毛はその仕組みから、色の濃い部分に効果が出やすいです。色が薄い毛は光が吸収されにくく熱が発生しにくいため、色の濃い毛よりも脱毛効果が下がってしまいます。背中・二の腕・お腹まわりなどは色の薄い毛やうぶ毛が多い部位なので、効果が出にくい箇所です。
レーザーの照射出力を上げると脱毛効果を高められますが、そのぶん皮膚に帯びる熱量が増えてしまいヤケド(熱傷)のリスクが高くなるので、出力については医師とよく相談しましょう。

医療脱毛はうぶ毛にも効くのか

医療脱毛でも、うぶ毛をきれいに脱毛できる機械を活用すれば効果が得られます。特に女性は結婚式でドレスを着る際など、いろいろな部位のうぶ毛が気になるものです。事前の相談でうぶ毛もしっかりと脱毛したい旨を伝えておきましょう。

うぶ毛の脱毛に最適な回数とは

医療脱毛は美容脱毛よりも高い脱毛効果を得られますが、一度の施術で完全に脱毛するのは難しく、複数回にわたり施術を受けることが必要です。個人の毛周期にもよりますが、2~3ヶ月ほど間を空けて医療脱毛することが望ましく、平均すると5~6回の照射で完了します。

なお医療脱毛後に新たに毛が生えてくることがありますが、これは脱毛した毛穴から再生したものではなく、それまで休眠状態だった毛包が活動を始めたことによるものです。

新しいムダ毛の量によっても施術回数が異なるため、何回の施術で完全な脱毛状態となるかは一概に言えませんが、いずれにしても脱毛は複数回受けるものと考えましょう。

また、うぶ毛の脱毛は「薄くする」「目立たなくする」「完全になくす」など、どの程度の仕上がりを望むかによっても必要な回数が変わってきます。デリケートな顔周りのうぶ毛や、広範囲の腕のうぶ毛など、部位によっても最適な施術回数が異なるため、カウンセリング時に医師と相談し、ご自身に合った脱毛プランを立てることをおすすめします。