左右差の目、あるパターンの例

松井 彰一郎 まつい しょういちろう

ドクター松井クリニック 院長

※火曜日は濱本達彦医師が問診・診察を担当します。

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今回は埋没法の例です。
タイトルに左右差、という言葉をいれましたが
左右差にもいろいろあります。
こんなパターンもあるんだな、というのを見ていきましょう。
まずは手術前から。

右目の方が大きいです。
こういったパターンで考えられるのは左目の眼瞼下垂、開きが弱いケースですが
今回はちょっと違います。
たまに見かけることがあるこのパターン。
じゃあ何?というと・・
下垂はやや、という感じで言えば両方にあるのかもしれません。
え?でも右目大きいじゃん!?となりますよね。
これは右側の眉毛をあげているからなのです。
左側を上げずに右だけ上げている。
たまに見かけます。
でも、自分で鏡で見るときは、けっこう揃うようにしてしまうことが多い。
自分で自分を見るときには調整してしまうんですね。
写真を撮られたときに左右の目が違う、なんて人は
ラインの違いの場合もありますが
こういった理由のこともあるので
ちょっと自分で意識していく方が良いかもしれません。
ほんとは片眉を上げるほうがむずかしいんですけどね。
ラインのデザインは当然いっしょに見ながら行うので
そういった場合に左右合うようにデザインし、埋没法を行いました。

手術直後はこんな感じ。
ラインが生まれた以外に、やや両目とも重くなった印象。
そしてやっぱり右眉は上げているかな。
平行ラインのほうがその点がわかりやすいか、と。
内側中心にもちあげているのがわかります。
ただ、両目ともにしっかりとしたラインが生み出されたので
眉を上げるクセはだんだん減っていく可能性があります。
元々の目は、やや左のラインが浅かったり、と
眉を上げる要素以外にも左右差があり
そういったところかた徐々に育まれたクセなのかもしれないからです。
最後は1週間目です。

まだ右眉を上げる感じはありますが
術後の目の開きが落ち着いてきたせいもあり
かなりいい感じに見えています。
細かく見方をしなければ、大きく違わない、と思う人もいるでしょう。
こんな感じであればもうOKだと思います。
だんだんこの新しい目の状況に慣れ
また意識をしていくことで
更に左右が揃ってくれれば、と思います。
もう少し経過を追えればよいですね。
今回は・・右眉を上げるのだから、右目に眼瞼下垂がある、というわけではない例でした。
術前の写真でラインがぼんやりしていない、はっきりしているのがその根拠と言えます。
左の方が怪しいですね。
でもこれはしっかりしたラインがない、という要素ありきかとも見れます。
可能性は薄いですが、今後下垂の要素が顕在化した場合には
その部分を改善する加療を考えることもありかもしれません。
今のところは片眉のクセが落ち着いていってくれれば、というところです。

松井 彰一郎 まつい しょういちろう

ドクター松井クリニック 院長

2000年山梨医科大学医学部卒業/国立国際医療センター形成外科 勤務
2003年ユーロクリニーク 入局
2006年湘南美容外科クリニック大宮院(さいたま)院長 就任
2011年ドクター松井クリニック 院長 就任

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