更新ペースをもう少しゆっくりにしようかと思っていたのですが
書きたいことがどんどん出てくるので1日しか我慢できませんでした(笑)
ということで注射のおはなしのさらに続き。
今回はまぶたの表面へのお注射です。
まず糸を通す部分を決めます。
ラインを決めて、その幅にしるしをつけているわけですが
そこに注射をします。
前回書いた通り、
裏側の注射の痛みはだいたいのケースで限りなくゼロに近づけることが可能
です。
表側の注射に関しては・・・
残念ながらそこまでの裏技は無いです。
だから、後は正統派の工夫しかないですね。
そうすれば かなりの痛みの軽減は可能 です。
正統派の工夫としては
冷やす、という手法もあるし
当院では笑気ガス麻酔をうまく用いています。
実際こういったものも細かい意味では用い方にテクニックがあります。
笑気ガスも適当な使い方ではあまり痛みは減りません。
あとはテクニックだけでなく、ここでも根気。
時間はかかりますが、そこを急がない。
正しい用い方で笑気ガスを吸ってぼやっとしている間の注射は、
痛みをともなっていたとしてもかなり少なくなります。
だからちくっと感じたとしても、強い痛みでは無いことでしょう。
冷やす手法についても良い点、悪い点はあるので
現在新しいやり方を考案しているところです。
今考えているのは、凍らせた○○○・・を・・・(企業秘密)