前回の続きです。
年月が経って、二重のラインがだんだん消えてしまうというケース。
これがいわゆる
「埋没法で元に戻ってしまうことがある」という話。
前回書いた
”糸が最初のうち弱くて、強くこすりすぎると ほどけてしまったりする”のとは内容が違います。
まぶたの中で糸をかけている部分は、たとえば金属のように硬い部分、だとかということは無いです。
むしろ柔らかいところに糸がかかっている。
そうすると、糸に対する負担が大きければ大きいほど
だんだん糸の位置が微妙にずれてしまい、ひっぱりきれなくなるのです。
(うまく言葉で説明できなくてすみません! 口下手なので・・・)
糸に対する負担が強いケースは
広すぎる場合 (広くて無理している!)
まぶたが重い=目の上の脂肪が多い場合 (重みが加わっている!)
たるみがある場合 (これも重い!)
などが挙げられます。
戻りにくくするにはどうしたらよいか?と聞かれると
一番はその人にあったラインをみつけることと言えます。
(診察時のシミュレーションでそれは判断できます)
どうしても埋没法では希望のラインにならない場合は
切開を伴う行為を考える場合もあります。
どう考えていくか?ですね。
カウンセリング時に話し合い、シミュレートして
「何が可能か」、「どうしたいのか」
それを突き合せ、共に考えながら道を探っていくしかないです。
なんでもたずねてください。
医師は道案内でもあるのです!!