腫れを少なくするための工夫の中で
注射する麻酔についてのお話を書きます。
非常に細い注射針を用いてあげると、そもそものダメージが少なくなり腫れは抑えられます。
機材の選択は結構重要。
僕は使いやすさとダメージの少なさを兼ね備えた中で自分の使いやすい細さの針を選んでいます。
あとは注入する量。
極端に言えば、注入すれば注入するほど腫れは大きくなります。
ここを工夫するのはまずひとつ非常に重要。
これは裏技ではなく明らかな表技。
ただ、注入量を減らし細かく細かく注射するのには
ばーっと大まかに注射するより手間と時間がかかります。
生産性を重んじるベルトコンベアー式に手術を行うクリニックには向かない方法といえますね。
このへんは地味な努力です。
ちょっとした注射にすぎないのかもしれないけれど
意外にひとさし ひとさし 気が抜けないです。
神経を使って頑張ります!!
オペは戦いだ。
あとは、切開法の時などに非常に有効なのは
そもそも腫れを抑えるタイプの麻酔を注射する、というもの。
これは効きます。
切開法の際には、麻酔の注入量が多いので
うまくブレンドした麻酔を使ってあげると、腫れを抑えることが出来るのです。
有効な裏技。
(ただ切開なのでそれでも埋没法のようにはいかず、腫れますがそれでも有効)
ブレンドは面倒ですが、価値ありな麻酔です。
PS
メッセージ下さった自分の受けたい医師の行方がわからない方へ...
ヒント。
検索すると余裕で出てきます。おそらく。
(ヒントじゃないか。)