腫れにこだわるブログゆえに埋没の話がどうしても多くなるのですが
「切開法」についても知りたい、というメールがあったので
今回はクローズアップして書いてみます。
今は埋没法がすごく人気ある時代。
切開法を受ける割合は少ないですが
ただ、受ける人数は確実にいます。
カウンセリングでもいつも言うのですが
埋没法で出来るラインは限界があります。
あります、というか限界が低いレベルです。
それがかなり人によってまちまちです。
Aさんはかなり広い二重ラインが埋没法で簡単に生み出せる
Bさんはちょっとせまめのラインならできる
Cさんは奥二重なら可能
Dさんはできない・・
などといった風に。
この限界点は診察時のシミュレートでわかります。
限界を超えたラインをつくると、結構すぐ元に戻ります。
どうしても、診察でわかった自分の限界のラインよりも広くしたい
そんなときに有効なのは切開法です。
埋没法に比べると明らかに広いラインが可能です。
しかも戻らない。
広いラインを確実にものにしたい方には良い方法です。
ただし弱点も多い。
やはり腫れは大きいです。埋没法の比ではない。
内出血も出やすいです。
１～２週は結構大変だ、といえます。
あとは元に戻すのは厳しい。
多少は狭く出来ますが
あまり広くしすぎると、後悔する結果につながってしまうので
最初にラインを良く考えることも必要です。
また、どんなラインでも作れるわけではないので
そのあたりも含めて、どんなことができるのか？
どんなラインなら大丈夫か？
よく検討した上で手術するのがよいでしょう。
（平行型にするには、目頭切開を伴わなくてはいけないケースもあります。）
腫れを少なくするためには
初期は冷やすのが有効です。家でも冷やすほうがよいかと思います。
あとは麻酔に工夫を凝らして、腫れを減らすというワザもあります。
注射の麻酔に他の薬をうまくブレンドしたものを使います。
さまざまな趣向をこらして
切開法は切開法なりに腫れを減らして勝負、です。
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