埋没法を考えたとき
細かいことを抜きにして考えれば「糸を中に入れる」方法と簡単に言うことができます。
細かいことを抜きにすれば、です。
腫れを減らしたり、ナチュラルにしていくためには
この細かいところが大事なわけです。
この「糸を入れるだけ」が奥深い。
方法がずれていれば、結果も・・・になってしまいます。
手先がものすごく器用でも
機材がどれだけすばらしいものでも
方法が間違っていれば、「腫れた人」へまっしぐら。
時々患者さんに話すことがあるのですが...
僕の場合
手術を進めていく上での、すごく基本的な部分は
10年くらい前から変わっていないです。
一番最初に教えてもらった方法、というものが良かったわけです。
昔はインターネットもそれほど発展していなかったので
「埋没法でものすごく腫れる」人がいることを初期の僕は知らなかった。
そういう「腫れる例」がたくさん世の中にはあるのだ、ということ
極度に「腫れる手術」があること
だんだんとそれらに気づいてびっくりしたわけです。
違った方法(「腫れる手術」)を習っていたら
なるべく腫れを減らすにはどうしたらいいか?なんて考えなかったんじゃないかなと思います。
なるべく速く速く人数こなすにはどうしたらいいか、ばかり考えていたかもしれません。
最初に教えてもらい
僕が初めて埋没法の施術を行った場所は
今はもう無いです。
その手術法を教えてくれた医師や場には非常に感謝しなくてはならないと思います。