☆初めての方はこちらを読んでみて下さい☆
ここ何日かだけど増えてきた質問
「挙筋法は腫れやすいの?」
というもの
増えてきた、ということは
みんなが疑問におもってることなんでしょうね。
結論から言うと
極端な糸の締め付け方をすれば、どんな方法でも腫れます。
挙筋法、瞼板法どちらでも。
ちょっとおおざっぱ過ぎる言い方ですが
瞼板(けんばん)は骨格のようにかたちを作っている..瞼のかたちを支えている。
(骨ほどは硬くないですが、イメージは軟骨に近いです。でも軟骨でも骨でもないのです。)
瞼板の写真はこちらの記事にあります
挙筋は、その瞼板を持ち上げる=目を開く、という動きのための筋肉です。
無理なつけ方をすると、負担がかかり、目を開くという挙筋の能力が弱くなり
いわゆる 眼瞼下垂(がんけんかすい)という状態になります。
この眼瞼下垂がガチャピン化の要因のひとつ、ですね。
ラインが広く見えて、目の開きが悪い。
さらに術後のむくみ・腫れが加われば、ガチャピン化。
挙筋法の場合、これを容易にうみだすことが出来ます。
ただ、たいていの場合 一時的です。
効果的なつけ方をすれば
非常に軽度に下垂を抑えられます=腫れが少ない。
ただ、どうしてもやや下垂して1~2日馴染むのにかかる、という影響の出やすい方もいらっしゃいます。
そういった意味では
やや瞼板法よりも腫れやすい、言えるかもしれませんが
極端ではないです。
しかしながら、むりにギュッと食い込むように締め付けて糸をつけた場合はかなり下垂します。
ただ、それでも時間をかけて落ち着いていくことが多いです。
少なくとも2週前後は見る必要があるかと思いますが、落ち着いてくるケースがほとんど。
ぎゅうっとしめている場合は瞼板法でも挙筋に負担がかかりますが、挙筋法に比べて落ち着きははやいです。
1ヶ月以上経っても食い込みも強く、下垂な感じが強いときは
糸を取ると、かなりはやく落ち着くので
一考の余地はあるかと思います。
結論から言うと
挙筋法はやや腫れが多く見える場合も十分考えられますが
それでもやはり方法次第。
挙筋法でなくては出ないラインもあるのです。
僕の場合は
挙筋法 瞼板法....
を細かい変化バリエーション含めて
その方の目、希望ラインによっていろいろ選択して手術することが多いです。
瞼板法にしても工夫次第で角膜に傷はつかないですし
挙筋法にしても絶対に極端に腫れす方法だ、というわけでもないです。
いろいろ噂飛び交いますが
要はやり方、丁寧さ等といったものに寄る訳です。