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糸取りの話を続けて書いてきましたが
またそれに関わって。
昨日は
ほんの小さくちょん、と傷を作ってそこから糸を取る
というお話を書いたわけですが
これを可能にするためには
非常に細い先をもったピンセットのような機材が必要になってきます。
新しくオープンするクリニックでは
少し前まで使っていた機材よりも
さらにグレードを上げた、より細かな作業を可能に機材を選びました。
けっこう昔に使っていた機材と同じくらいの性能で
糸を取る、という行為をより精度高く可能にしてくれます。
変な言い方ですが
僕は糸取り、という施術が好きです。
なんで?と言われると難しいのですが..
細い細いピンセットをちょこちょこ動かしながら糸を探し見つけ出していく
それ自体が楽しい?のです。(不謹慎な言い方でごめんなさい)
他の手術とはまた別種の気合いも入るかな、という感じです。
ただ、精度の低い機材でこの作業を行わなくてはいけないときは
かなりストレスがたまります。(難しい!)
その分達成感はあるかもしれませんが..
やはりダメージを減らすためには「良い道具」が必要。
これは糸取りに限りません。
いつも書いているように注射針だったり
糸を通すための針であったり。
こういったものの中に、精度の低いものもやはり存在します。
そして上記したような良いものも。
良い道具、というものは
こちらの能力をそれ以上のものにアップしてくれると思います。
逆も真なり。
新しいクリニックの開院にむけて
良きパートナーたる手術機材を厳選していきます。
「腫れない」を目指すためには不可欠なパートナー。
開院までもうしばらくだけお待ちを。