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蒙古ヒダが強い例に対しての目頭切開

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最近の記事はお写真が多いですが、過去記事は腫れ・痛みを減らすためのテクニック解説などのお話しが主です。
興味ある方は是非読んでみて下さい。
質問・相談は drmatsui@hotmail.co.jp までお送りください
昨日に引き続き目頭切開の症例です。
今日は比較的強い蒙古ヒダの例を掲載します。
まず術前のお写真をよく見てみましょう。
手術前
目頭側の部分に注目です。
丸みを帯びたかたちで、ポケットのようなヒダがあるのがわかります。
蒙古ヒダは突っ張った部分、と言えるので
このつっぱりを解消していくのが目頭切開です。
ではさっそく術後の写真と比べてみましょう。
埋没法+目頭切開を両目に行っています。
直後
目の横幅が変化しているのがわかります。
そして目頭がシャープになっていて、しっかりと目の内側の赤い部分が見えます。
術前の蒙古ヒダがあるタイプは、東洋人タイプの目。
そこから目頭切開の術後は西洋人タイプに近づいていく、ということが言えます。
すなわち、術前の目は末広型が合いやすい
術後の目は平行型が合いやすい、一概には言い切れない、といってもそういうパターンは多いです。
このお写真の患者様も、術前の右目をよく見ると
クセのラインは蒙古ヒダに引っ張られて末広型になろうとしているのがわかります。
術後はライン幅を変えなくても平行型寄りになっているわけです。
腫れがまだあってもそこは見受けられます。
では抜糸後(5日目)のお写真も掲載します。
抜糸時
少し落ち着きましたがまだ腫れがあります。
右目の目頭側、ちょっと蒙古ヒダみたいに見えますが
キズの部分の腫れでまだ段差が微妙にあり、そういった感じに見えているだけです。
この状態でもシャープな目頭になっているのがわかるわけです。
ここから徐々にまた落ち着いていきます。
術前の目は かわいい系、目頭切開術後の目はそこから美人系に寄っていった
そういう言い方をする人もいます。
どちらが自分の好みに合うのか?
そこの部分をよく考え検討していくのがよいでしょう!

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