昨日の続きです。
1つ前の記事とあわせて読んでみてくださいね。
目頭切開の手術法がいろいろある中で
僕がメインで使うのはZ形成を利用した方法です。
Z形成の原理はこんな感じ。
僕の手書きの図で相変わらず下手ですが
まあその辺はさておき
上の図で青く書いた線の様に切ります。
ピンクの点と緑の点に注目して見て下さい。
青い線に沿って切った後は
2つ三角ができますが
その2つを入れ替えます。
ピンクの点が上に来て
緑の点が下に来ました。
入れ替わってますね。
この入れ替わりを利用しているのです。
空間的な入れ替え。
そうすると、元に戻らない。
無理に引っ張っているわけでなく位置を変えているので
戻れないのです
ちょっとわかりにくいですが
よく図を見て考えてみてみてくださいね。
で昨日の方のお写真をここで見てみます。
(全体像は昨日の記事で見てみてください)
左目の拡大写真(手術前と直後です)
↓ ↓ ↓
切り方・入れ替え方のイメージとしては
突っ張って下に引っ張られている側が
空間の入れ替えで
上側に来ている、というところ。
(上の図で言うと、ピンクの点のところが
蒙古ヒダの先端くらいにあたります。)
こういった手術をしているわけです。
細かい説明はやはりブログではなかなか難しいですね。
図も含め、詳しくはカウンセリングでお話しします。
あと、右目側も掲載します。
↓ ↓ ↓
右目は手術直後なのですが
内出血がけっこう出ていますね。
割合は低いと思いますが(だいたいは左目みたいなくらいの感じでしょうか)
こういうケースも考えられますので
やはりダウンタイムは考えなくてはいけない。
おそらく1週くらいで化粧をすればけっこう隠せるとは思いますが
抜糸(約5日目程度)も含め
都合の良い日にちはきっちり考えなくてはいけませんね。