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今回は昨日に引き続き
全切開法による二重術。
まずは手術前です。
この患者様の場合は
希望するライン(最初はもっと広めのラインが希望でした)が埋没法では難しい、という診断。
そればかりでなく、希望するラインよりもけっこう狭いラインでもどうか?という感じでした。
いろいろと考えた結果
広めのラインではなく
ある程度の広さ、といってもしっかりとした幅のあるライン
そういったラインで切開法を行うという計画を立てることに至りました。
左右両方の目に全切開法を施行。
手術直後のお写真です。
直後ですが
この方の場合は、広く過ぎはしないラインということもあってか
非常に腫れが少ないです。
ただ、ピークは2,3日かもう少したってから、ということが多いです。
内出血も多少増えてきます。
といってもこれだけ腫れ、内出血がこの時点で少なければ
程度は非常に少量ですむことでしょう。
経過を見ていきましょう。1週間目です。
抜糸は5日目で行ったのですが
お写真を撮り忘れてしまい・・
ご自身で撮った1週間目のお写真を頂いたものです。
(ありがとうございます!)
僕の撮り方よりも接写なので
感じは違いますが
この時点でも内出血、腫れがすくないのがわかります。
通常は内出血が2週
腫れは1ケ月
多少前後するにせよ、それぞれ目安としては挙げられます
最後は1カ月目です。
1カ月目ではまだ切開した傷の部分がまだ硬さが残っていたり、と
完全には落ち着いていないのですが
もうかなり完成形に近いと思われます。
もう少し滑らかになっていくかな、というところ。
ラインさえしっかりと考えることができれば
切開法はひとつの回答となりえます。
あとはダウンタイムをきちんと確保できるかどうか。
抜糸さえすめば、メイクは可能ですが
腫れが多く出るケースもあるし
1週前後ではまだまだ腫れは残るパターンが多いため
注意は必要です。