ドクター松井クリニック院長の松井です。
☆初めてこのブログを読む方はこちらをクリックして読んでみて下さい・このブログのナビゲーションです。☆
最近の記事はお写真が多いですが、過去記事は腫れ・痛みを減らすためのテクニック解説などのお話しが主です。
興味ある方は是非読んでみて下さい。
質問・相談などなどは drmatsui@hotmail.co.jp までお送りください。
今回は切開法のお写真。
ラインを生み出す+軽度下垂の調整の手術。
すごく広いライン、というわけではないけれども
メイクをしてもきちんと主張し
幅があるラインを生み出し
自然かつぱっちりとした印象の目を獲得した例です。
ではbefore after を見ていきましょう。
上が手術前
下が手術から1ケ月経った時点です。
手術前もラインがあるのですが
埋没法の手術後で微妙にとれかかっている感じです。
普段やや眉毛を上げるクセもあり
やや眼瞼下垂の傾向もある、と言えて
切開法で二重ラインを生み出すと同時に
挙筋腱膜という目を開くための上眼瞼挙筋の腱の部分に手を施し
目の開きを改善させています。
眼瞼下垂の手術ですね。
2枚のお写真を比較すると
ライン幅が変わっている&メイクが加わっている、というのもあるのですが
ぱっちりして感じる違いも分かると思います。
目の開きがよくなっているのです。
これはものすごく大きな差ではないのですが
眉毛を上げることによって
なんとか目を大きく開いている、という人にとっては
非常に目が開きやすくなるし
眉毛を上げるせいで
変におでこにシワが寄ってしまう
それを日常繰り返すので
将来的に額に深いシワが残ってしまいやすい
といった現象を防ぐことにもなります。
単純に目を大きく見せたい
という美容目的でこういった施術を行うこともありますが
こんな効能もあるわけです。
切らない眼瞼下垂手術に比べると
より調整が確実なので
的確に行うことで非常に良い効果を生み出せます。
無理に大きくしすぎようとすると
目が閉じなくなったり
黒目の上に白目が見えて
何でもない時でも「びっくり目」みたいに見えたり
なんてことも起こりうるので
精密かつ慎重な手術が必要です。