今回も目頭切開の例で
前回と同じ様に経過を追ってみてみます。
手術前、手術直後、抜糸時(5日目)の順です。
今回の症例は埋没法も同時に行ってラインを広げています。
ラインの変化は明らかですが
目頭切開による変化もわかりやすい例なのではないでしょうか。
蒙古ヒダのつっぱりによって目頭の皮膚で隠れていた部分が出されたわけです。
行っているのはZ法と呼ばれるもの。
単純切開法、三日月法と言われるような無理にひっぱる方法ではないので
きちんと出てきた目頭部分が変に戻ったりしないわけです。
細かな変化でも、しっかりした変化を求める場合でも非常に有効ですね。
行った後の目頭部分が、変に丸くなってしまうようなことも防げる方法です。