ドクター松井クリニック 院長の松井です。
前回、前々回からの続きですが
今回は手術終了時点でのお写真を掲載していきます。
では見てみましょう。
もっと赤々、もしくは青々とするというか
紫な内出血が多いケースも十分ありますがこんな感じ。
この時点ではこんな風であっても内出血はあとでもっと増えてきます。
(同時に腫れも増えていきます)
でも時間が経てば必ず消えていくので、多くでても心配はありません。
内出血がらみで特殊ケースとしては・・
帰宅後など時間が少し経ってからですが
どちらか片方だけが極端に腫れ、しかも異様な痛みを伴う場合は
傷の中で血の塊ができてしまって
経過が極端におそくなったり、皮膚に強いダメージを与える可能性があるので
そういった際はすぐに担当医のもとに行き処置をしていく必要があります。
起きるとしたら当日、でしょうけれども
こういったケースはほとんど無いでしょう。
でも注意することは必要。
内出血や腫れを減らす意味でも
とくに当日、そしてしばらくの間は
血行が良くなる行為、”あっためる系”のことは控えてもらいます。
飲酒、サウナ、浴槽につかる
あとは運動をするなどといったものですね。
それから当日は冷やすと同時に圧迫をある程度するように指導しています。
大きな腫れになるのを防ぐのに非常に貢献してくれます。
しばらくの間は冷却を続けているほうが腫れははやく引きやすいです。
僕は埋没法の場合は必ずしも冷やす必要はない、と思っています。
(かえってまぶたの部分を手術直後に触らないでほしいから、というのもあります)
でもダメージの多い切開法の場合は全く別で
最初のうちに冷やしをきちんと自分で頑張れるかどうかで
経過の速い遅いがずいぶん変わり得ると考えられるので
ここは重要なポイントです!!