蒙古ヒダがあるせいで、目の一部が隠れてしまっている。
その隠れた部分を出すのが目頭切開です。
目頭を整える、といってもいろいろな形が作れるわけではない。
隠れた部分をうまく出していく手術、と僕は考えています。
だからシミュレートの上でどんな形になりえるのかを把握して手術に臨むのが大事です。
変に戻ってしまったりすることを無視すればいろいろな形が作れるのでしょうけれど・・・
戻ったうえでおかしな形になってしまい、最悪元に戻せないのは避けなくてはならない!
隠れた部分を出す、というのはこんな感じ。
手術前と手術終了時の比較です。
隠れている部分が多い人は変化の余地が大きい。
でもちょっとしか変わらない人もいます。
この患者様はけっこう隠れている部分があったうえで
わりと大きく変化させた、というパターンです。
隠れている部分を出そうとするときに同時にヒダも解消されています。
あとはどこまで隠れた部分を出すか、を検討しつつ進めていくこととなります。