「腫れない」「腫れる」

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今日いらっしゃった患者様
以前埋没法を受けたときに大きく腫れてしまったことがトラウマ。
このブログに載せた”ガチャピン”な写真の人よりも腫れた、とのこと
ガチャピン状態の記事はこちらをクリックして読んでみてください
ただ、いろいろ話をしたり、目を観察した結果
だいたいの腫れの予想をお話しし、手術を受けることとなりました。
前にすごく腫れてしまった、という人達の中には
体質で何をやっても腫れてしまう人、というタイプもいるのかもしれません。
でもそういった体質の人は非常にまれだと思います。
「腫れる」手術を行えば、100人受ければ100人腫れることでしょう。
やはり体質よりも方法の問題は大きいと僕は考えます。
いろいろと手術をやってきた中には
どこをごく細い針で注射しても（麻酔の注射）内出血がどんどん出てしまうような人などもいましたが
体質が腫れやすい、としても「腫れない」を目指して工夫して勝負していくしかないです。
上記の場合でも、そこまでの腫れにはつながらなかったです。（多少は通常よりも腫れが多かったですが）
今日の腫れを心配していた患者様も
前の手術とは全く違う結果ですごく安心、喜んで帰っていただけました。
トラウマを乗り越える勇気を振り絞ったことは
ものすごく大変だったとは思いますが、とても尊いです。
そういった勇気に応えられるよう、そして踏みにじらぬよう
これからもいろいろな角度から考え続ける手術を心がけようと思います。
では今日のお写真です。
前述の今日手術を受けられた患者様ではないですが
同じように平行型のラインの症例です。
まずは手術前のお写真です。

微妙にクセがあるのがわかりますね。
ただかなり薄いので一重、という印象です。
次に埋没法直後のお写真です。

少しむくんでいますね。
右目の内側はやや張った感じで、微妙な腫れが見て取れます。
ただ、少しして化粧をしてしまえば隠せるくらいのものではないかな、と思うし
一日、二日でもかなり引いてしまいます。
最後のお写真は1週間目。

まつ毛が変わると印象も変わりますね。
腫れも引き、良い感じ！
美しい平行型のラインです。