ニキビに照射すること自体は、痛みを強めに感じてしまうこと以外には問題はありません。
但し、ニキビによる色素沈着が見られる時は、ヤケドを起こすリスクもあるので、その部分を避けてレーザー照射を受けて頂くようにお勧めしています。
ニキビがある時の脱毛は、まずその状態を診断させて頂いてからの判断になります。
診断によっては、先にニキビの治療を行ってから脱毛をスタートすることもあります。
ニキビが出来る原因は、ホルモンバランスや汗、日焼け、食生活、乾燥肌、ストレスなど様々です。
中でも、毛量の多い人は毛穴も多くなり、皮脂が毛穴に詰まり易くなります。
スキンケアが不十分だと、毛穴に詰まった皮脂にばい菌が感染するなどして炎症を起こしやすくなります。
特に背中は、手が届きにくいためスキンケアがしにくく、ニキビが出来易い部位になります。
毛穴の多い人がレーザー脱毛を受けると、毛が無くなった毛穴は引き締まってくるため、雑菌が繁殖しにくい環境となりニキビが改善することもあります。
また、自己脱毛処理のやり過ぎでニキビが出来ていた人は、毛がなくなるにつれて自己処理の頻度が減るため、ニキビがおさまり肌の状態が良くなることもあります。
背中にニキビを作らないためには、体を洗う順番を頭、顔、体へと上から下に向かって行うこと、ナイロンタオルは摩擦による皮膚への刺激が強いので、綿タオルを使う、石鹸は液体ボディーソープよりも固形石鹸を使う、お風呂から出る前に、再度綿タオルを使いながら、石鹸の残りかすなどを洗い流すなど、体に汚れを残さないように注意して下さい。