脱毛というと、やはりレーザー脱毛を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし、脱毛の方法はレーザーによるものだけではありません。エステやサロンでも脱毛をすることができ、一定の効果を実感することができる方もいるでしょう。ただ、そうしたエステ脱毛やサロン脱毛と、脱毛クリニックなどで行う医療脱毛は根本的に性質が異なります。脱毛の効果やリスクなども大きく違うので、もし何らかの方法で脱毛したいと考えているなら、こうした違いをしっかりと把握しておきましょう。
レーザーじゃない?エステや脱毛サロンの方法って?
脱毛クリニックにおける医療脱毛は、レーザーを照射することで熱を発生させ、その熱によって脱毛を施すという方法が主流です。一方、エステ脱毛やサロン脱毛では、レーザーによる脱毛処理は行いません。レーザーよりも熱の力が弱い光脱毛という方法で脱毛処理を施すのが一般的で、ここに両者の大きな違いを指摘することができます。ただ、レーザー脱毛も光脱毛も脱毛する原理としては同じものです。つまり、熱を照射することで毛根や毛包を弱らせ、毛を生成したり再生したりする機能を衰えさせ、新しい毛が生えてこない状態に近づけます。しかし、エステやサロンというのは、脱毛を行う専門機関ではなく、いわばアマチュアの脱毛請負機関のようなものです。そのため、より熱の力が強力で扱いの難しいレーザーを使うことができないのです。そこで光脱毛という方法で脱毛処理を行っているというわけです。
光脱毛で永久脱毛の効果はある?
光脱毛もレーザーと同じように熱を毛根や毛包にあてることで脱毛を促すという方法です。しかし、レーザーと違って熱の力が弱く、施術を完了するまでに時間がかかったりしばらくして毛が生えてきたりすることもあると言われています。つまり、弱い熱の力で少しずつ脱毛処理を施し、それを継続して行うことで永久脱毛に近づこうという施術方法なのです。エステ脱毛やサロン脱毛の場合、永久脱毛が完了するまで施術を20回近く続けなければならないこともよくあります。(確かに永久脱毛の効果そのものは実感できるかもしれませんが、どうしても完了までに時間がかかってしまうというデメリットがあります。)一方、レーザー脱毛は非常に強い熱の力で脱毛を促す方法であるため、永久脱毛を完了するまでにそれほど長くは時間がかかりません。(どちらも永久脱毛の効果を得ることは可能ですが、)時間的に大きな差もあり効果も弱いということを覚えておきましょう。
永続性を求めるならやっぱり医療レーザ脱毛ーで
医療脱毛は、医療の専門家が医学的な見地に基づいて行う脱毛方法です。専門家が安全や効果に配慮しながら施術を行うため、よりリスクを少なく、かつ効果的に永久脱毛の効果を得ることができる方法だといえるでしょう。医療脱毛を行う脱毛クリニックにおいては、医療機関であるため施設内に医師が常駐しています。医療レーザー脱毛にも確かに副作用やリスクはありますが、専門家がしっかりとサポートしてくれるため、その点も患者が安心して施術を受けることができる大きなポイントとなっています。もし副作用などが発生しまった場合にも、医師による専門的な診断の機会を設けてくれたり、また万が一の保証サポートをしてくれたりもします。安全に、かつしっかりと脱毛をしたいなら、やはり医療レーザーでの脱毛をおすすめします。
ドクター松井クリニック院長
松井彰一郎まついしょういちろう
2000年 | 山梨医科大学医学部卒業 国立国際医療センター形成外科勤務 |
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2003年 | ユーロクリニーク入局 |
2006年 | 湘南美容外科クリニック大宮院(さいたま)院長就任 |
2011年 | ドクター松井クリニック院長就任 |