女性にとって、ツルツルでナチュラルな美しい肌というのは永遠の憧れです。医療レーザー脱毛は、医師による安心で安全な脱毛方法のため、肌に大きな負担をかけることなく、脱毛を行うことができます。そのため、「体毛が濃い」や「肌が弱い」という人でも、安心して脱毛することが可能です。
今回は、医療レーザー脱毛をすると何回くらいで効果があらわれるかということについて解説します。
部位別の照射回数の目安
医療レーザー脱毛の効果は、その仕組みから毛が濃い部分については効果が出やすく、産毛など毛が細い場合は効果がでるまでに時間が掛かってしまいます。そのため、身体の部位ごとで、必要な照射の回数は変わることもありますが、具体的にどの部位にどれくらいの照射回数が必要なのでしょうか。
まず、脱毛を行う人にとって最も人気がある施術部位は、ワキや腕、足です。これらの部位は、特に夏場になると目立ちやすい部分であるため、「ムダ毛をなくして、きれいにしておきたい」と考える女性が多くいますが、照射回数の目安は5回程度でしょう。
次に、人気の高いお顔の医療レーザー脱毛ですが、こちらの照射回数目安は10回程度です。背中やお腹、胸の周りの照射目安は、8回程度になります。VIO脱毛もおおよそ同じ8回程度の照射で効果を感じていただけるでしょう。
もちろん、効果が出たと感じていただける状態や毛質は人それぞれですから、実際にはカウンセリングを受けて、ご自身にあった目安回数を確認するようにしてください。
一般的な医療レーザー脱毛契約の回数とは
一般的な医療レーザー脱毛の契約の照射回数は5~6回とされています。最近ではキャンペーンとして、3~4回の照射を実施しているクリニックも多くありますが、トータルの契約額は低いものの、1回あたりの照射費用を割り出すと、大きな差はありません。ムダ毛の状態にもよりますが、前述のとおり部位ごとにみても5回程度の照射は必要ですから、照射回数の少ない契約の場合はその点チェックはしておきましょう。
また、その照射回数を利用できる期間(契約期間)が限定されている場合も多くあります。照射回数や金額だけでなく、契約期間もしっかりとチェックしておくことがポイントです。例えば、「日焼けをしているために、施術を受けることができない」や「妊娠や病気のため、施術を受けること自体が困難である」といったことも考えられるためです。長期的に通うことが予想されるのであれば、期限が長いほうがおすすめです。
医療レーザー脱毛で照射した毛穴からは毛が生えてこなくなる
医療レーザー脱毛が、医療従事者の確かな技術で行われる安心で安全な脱毛であるということは知られていますが、脱毛後の肌が具体的にどのような状態になるのかということについては勘違いをしている人も多いのではないでしょうか。医療レーザー脱毛というのは、施術により毛が薄くなっていくのではなくて、施術を行うことで基本的に毛が生えてこなくなるものなのです。脱毛サロンなどに見られる光脱毛とは違い、医療レーザー脱毛は根毛自体を破壊します。そのため、一度照射した体毛は、基本的には一生生えてこないと言われています。ここで気を付けなければならないのは、体毛の成長の度合いによって、レーザーエネルギーの伝わり方が異なるため、複数回に渡って施術を受ける必要があるということです。体毛の状態に関することは、やはり専門の知識がある人でないと見極めることは非常に困難です。ツルツルな肌を手に入れたいなら、やはり安全で効果の高い医療レーザー脱毛がおすすめです。
まとめ
医療レーザー脱毛も、従来型の脱毛専門のサロンと同様に、さまざまなコースが用意されていますが、全身ツルツル肌を目指すのであれば、パーツごとに少しずつ脱毛を行うのではなく、はじめから全身脱毛のコースを契約するのがお得です。その後、気になる部位は再契約するともっとも効果が高く、費用も抑えた脱毛になることが多いです。
そして、身体のどこの部分を脱毛するにしても複数回通うことになるので、保証制度が充実しているクリニックを選ぶこともポイントですね。
契約前には、自分の希望を明確にしておくことが大切です。そして、自分の希望に沿ったコースを選択すると良いでしょう。脱毛の目安回数を踏まえて、理想のツルツルのお肌を手に入れるためのより良い選択をしてください。
ドクター松井クリニック院長
松井彰一郎まついしょういちろう
2000年 | 山梨医科大学医学部卒業 国立国際医療センター形成外科勤務 |
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2003年 | ユーロクリニーク入局 |
2006年 | 湘南美容外科クリニック大宮院(さいたま)院長就任 |
2011年 | ドクター松井クリニック院長就任 |